世界との差は?世界基準を目指す

 われわれが基準とするのは世界です。1つ1つのプレーの精度にに対する日頃の意識の差が、世界の差になっていると考えられます。現代サッカーはとてもプレッシャが厳しいです。その中でも正確に止める、パス、運べることができる確かな自信があるから、ボールから目を離せる時間が長くなり、冷静な判断に基づく状況に応じたクリエイティブプレ-が表現できるのです。
そう考えるとまずは、基本技術のトレーニングをもう一度見直し、プレッシャのない中では妥協せずに、100%の精度を要求したトレーニングをさせることが、個人のさらなるレベルアップにつながります。

 技術の習得に最適なのは、U-12前後の”ゴールデンエイジ”と呼ばれる時期です。一生のうちさまざまな動作が即座に身につきやすいという特徴を持った時期です。そのような時期をどうトレーニングするかが大切です。まずは、ボールをたくさん触り楽しみ、右左両足で自由自在に扱えるようにすることを重点的にトレーニングしましょう。
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